過去のイベント
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早稲田大学re:bit×にじいろかぞくpresents
「『LGBTファミリー×LGBT学生交流会』開催レポート
ご報告が遅くなりました。
6月12日に東京にて開催した「LGBT学生とLGBTファミリーの交流会」。
至らぬ点も多く、だいぶ駆け足な会になってしまいましたが、なんとか初めての会を無事終えることができました。
来てくださった皆様、ありがとうございました!
今やLGBTだって、カップルで暮らしたければ暮らす自由が持てる時代にはなりましたが
それでも法整備のないLGBTにとって、「家族として暮らす」というのはなかなかイメージのしにくいもの。
そこで、LGBTの学生と、家族として暮らしている「ごく普通の」LGBT大人4組が「交流」することで
家族として暮らすっていうのも、将来の選択肢のひとつとしてアリなんだよ、と知ってもらおうという会を開催しました。
前半は、大人たちがそれぞれ今の暮らしぶりを自己紹介がてら話し、
後半は、4つのテーブルに分かれてのワークショップという形で、ざっくばらんに質問などをしあったり。
また会の途中には、LGBT家族の大先輩からのメッセージの朗読もありました。
今回、大人側は、レズビアンにんぷ、ふたり暮らしのゲイ、週末婚のFTMカップル、LGBTステップファミリーと、
セクシャリティも、暮らし方も違う4組が参加。
若者側は、LGBTの学生のためのイベントサークル・早稲田大学re:bit(リビット)の呼びかけで
集まってくれた関東の様々な大学・専門学校の学生さん30人強と、数名の大人が参加してくれました。
ワークショップでは、テーブルごとに分かれていたため、
他のテーブルでどんな話題が交わされていたのかは分からないのですが
自分たち(LGBTステップ暮らし)のテーブルでは、「子どもたちはどう思っているのか?」「ご近所づきあいは
どうしているのか?」「学校とはどう付き合っているのか」などの質問が出たり、
学生さん側のいまの思いや悩みなどを話してもらったりしました。
ごくごく普通の大人が、試行錯誤を繰り返しながら、
家族暮らしをしている(その中には現在進行形の悩みもいっぱいある)という実態(?)が
垣間見てもらえたのなら嬉しいです。
(まあきっと、私の慌てぶりを見たみなさんは、あーゆー人でもなんとかやってるみたいね・・・と
自信をつけてくださったことでしょう。本望です!)
実際、自分が学生だった頃なんて
まっっったく将来が見えていなかったし、もう色々めちゃくちゃで大人に話を聞けるような状態では全然なかったので
ちゃんと自分のセクシャリティや、将来への思いを言葉にできるみなさんに、頭が下がりっぱなしでした。
ああ、こんな方々が私くらいの年齢になった頃には、
間違いなく、自分たち(あえて周囲を巻き込んでおきます笑)を越えて行かれるのだろうなあと、
確信した次第です。